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FXで取引を行う際の注意点

レバレッジを利用するメリット

レバレッジを利用するには、別ページで説明した証拠金が必要です。
あらかじめ入金されている証拠金を担保に、個人口座の場合は最大25倍のレバレッジをかけた取引が可能になります。
簡単な例として、10万円の資金を証拠金としたなら、最大250万円分の投資が可能ということです。
この数字を見ただけでも期待が膨らみますよね。
さらに高金利通貨ペアを取引に用いることで更なる利益の獲得のチャンスが広がります。
高金利通貨とは、政策金利などによって高い金利水準を保った国の通貨のことで、日本円より金利の高い通貨を買うことで、金利差から多くのスワップポイントを得ることができます。
なお、取り扱っているペア通貨の種類によってはかけられるレバレッジなどに違いがあるため、詳細は各証券会社もしくは投資信託委託会社にお問い合わせください。

レバレッジを利用するデメリット

レバレッジを利用するには証拠金が必要とお話ししましたが、更に詳しく説明すると取引には『証拠金維持率』が大きく関わってきます。
買い注文(ロング)と売り(ショート)注文は、決済するタイミングによって利益額もしくは損失額が変わるのですが、決済のタイミングで損失が出てしまったなら、金額によっては注意が必要です。
損失が一定水準に達した時、ポジションが強制決済されるというルールがあり、それを「ロスカット」と呼びます。
ロスカットには原則20秒毎の判定が設けられており、FX口座全体の証拠金維持率が50パーセントを下回った場合、全てのポジションが自動的に決済される仕組みです。
ロスカットは証拠金以上の損失を防ぐ役割なのですが、世界情勢の急変時などで大きく交換比率が動いた場合には、証拠金を超える損失が生じてしまうことも…。